手織り結城紬絵羽柄訪問着
ゆうきつむぎ
結城紬の文様は絣模様で描かれており、亀甲と十字の絣が集まって構成された文様が代表柄です。 結城紬の文様の細かさは、亀甲が一反の布の幅にどれだけ並ぶかで表されています。 反物幅(約32cm、反物の耳を除いた幅)に亀甲が80個並ぶ場合は「80山亀甲」となり、絣が細かくなるにつれて「100山亀甲」「160山亀甲」「200山亀甲」と数が増えていきます。 簡単にですが数え方は約32cmに入る亀甲を計算しますので、1cmに入る亀甲の数はだいたい80山亀甲だと2.5個、100山亀甲で3.2個、160山亀甲 …
結城紬
ゆうきつむぎ
結城紬(ゆうきつむぎ)とは、茨城県・栃木県を主な生産の場とする絹織物。単に結城ともいう。奈良時代から続く高級織物で、国の重要無形文化財。近現代の技術革新による細かい縞・絣を特色とした最高級品が主流である。元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の精緻化に伴い糸が細くなってきたため、現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。