2022年11月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 takakyuu 京都板場友禅振袖京都板場友禅振袖、地色は赤、京都の職人さんが丁寧に染め上げた作品、菊、松、牡丹、桜、オシドリなどをアレンジした豪華な振袖、 模様の染色工程を板の上で行うため、型友禅は板場友禅とも呼ばれます。 型を生地の上に置き、色糊を乗せ染色していきます。 星と呼ばれる印に合わせて何枚もの型を置くことで、色彩豊かな模様を染め付けることが出来ます。 柄によっては、型置きの作業を数百回繰り返します。
2022年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月25日 takakyuu 本場黄八丈本場黄八丈草木染、西條吉弘染色、織人は木村浩子作、縞柄で東京都伝統工芸品。 本場黄八丈の色は黄色・茶色・黒の3色で、その渋みのある色合いが優雅な絹織物です 糸の染色は西條吉弘様 手織りは木村 浩子様。 作り方 すべて島に自然に生えている植物性の天然染料を用います。天然染料を煎じた液で数十回染色した後、黄色や茶色はツバキやサカキの木を焼いた灰で作った液につけ、また黒色は鉄分を含んだ沼の泥をこした水につけ、糸を染めます。染色された生糸を整経し、昔ながらの高機(たかはた)で手投げ杼(ひ)を用い、隅々にまで気を配って織り上げます。
2022年11月24日 / 最終更新日時 : 2022年11月24日 takakyuu 本場塩沢紬本塩沢(塩沢お召)酒井織物謹製、地色は紺地で壱百八拾亀甲柄、伝統手織絣、雪輪模様柄 酒井織物謹製、伝統の手織り絣、職人さんが丁寧に手織りで織り上げた作品で雪輪模様をアレンジして織り上げた。雪輪文様は雪の結晶にみられる六角形を円形にして描いた文様で、平安時代から使われていました。雪は五穀の精といわれており、その年が豊作になる吉祥の象徴とされていました。やがて、江戸時代後期に、雪の結晶を顕微鏡で見ると六角形だということが知られるようになり、庶民の間でも広く使われるようになりました。
2022年11月21日 / 最終更新日時 : 2022年11月21日 takakyuu 夏名古屋帯夏名古屋帯、西陣織白地に横段に波に源氏車をアレンジして織り上げた作品。 片輪車とは、牛車の車輪が半分ほど川につかっている様子を描いた柄のことです。 車輪が一対ではなく、片方ずつ離れているものですから片方の輪と書いています。 文字から想像できることですが、現代では源氏車・波切り車と呼ぶほうがよいでしょう
2022年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年11月19日 takakyuu 七五三ジュニア京友禅小紋(七五三、13参り)地色は赤で雪輪に桜、菊をアレンジした作品。 十三詣りあるいは十三参りは旧暦の3月13日前後 に、男女とも数え年13歳でおこなう祝いである。子供の多福・開運を祈り、小学校を卒業して中学校に入学する春に寺社に詣でる形式が一般的。 特に京都嵯峨の虚空蔵法輪寺における虚空蔵菩薩への「十三参り」は有名である。虚空蔵菩薩は十三番目に誕生した智恵と福徳を司る菩薩とされる。
2022年11月18日 / 最終更新日時 : 2022年11月18日 takakyuu 夏名古屋帯正絹絽手描き染帯、地色はグレーで菖蒲の柄を手描き無線友禅染の作品。 友禅染の技法のひとつです。 糸目糊で防染して地染めをした後で、模様を描く本友禅に対して、無線友禅は、糊糸目を使わずに生地に直接絵筆で絵柄を描き、彩色する技法です。 描き上げ友禅とも呼ばれます。
2022年11月15日 / 最終更新日時 : 2022年11月15日 takakyuu 桐生織物桐生織、泉織物謹製、福壽紋織九寸名古屋帯、唐草模様と有栖川模様をアレンジした作品 「伝統」×「流行」で、心華やぐおしゃれを創り出す 創業より約115年、上毛かるたに「桐生は日本の機(はた)どころ」とも読まれる、桐生の織物産業を支えてまいりました。 絹の着物にこだわり、伝統を守り「桐生織」(国指定 伝統的工芸品)や「桐生絞」(群馬県指定 ふるさと伝統工芸品)の紋織物や紬の着物や帯を創作しております。 主におしゃれのための着物を手掛けており、新しい現代の人々にあった着心地の良さ・風合いを大切に、伝統と流行を掛け合わせた創作活動をこれからも続けていきます。
2022年11月15日 / 最終更新日時 : 2022年11月15日 takakyuu 八寸帯紅花の里工房謹製ぜんまい紬八寸帯、地色は茶色で辻が花模様 紅花の里工房謹製、八寸帯、絹95%ぜんまい5% 地色は茶色で辻が花模様です。
2022年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 takakyuu 本場塩沢紬本塩沢(塩沢お召)、酒井織物謹製、地色は濃い紫で職人さんが丁寧に手織り十字絣で織り上げた作品。よこ糸に強い撚りをかけています。 酒井織物謹製、本塩沢(塩沢お召) 新潟県南魚沼市塩沢。豪雪地帯で知られるこの地では、雪に閉ざされる長い冬、古くから機織りが営まれてきました。奈良の正倉院には、約1200年前に塩沢で織られた麻布(現在の「越後上布」)が保存されています。江戸時代、この麻織物の技術を絹織物に取り入れたのが「塩沢紬」です。よこ糸の真綿手紡糸が生み出す温かな風合いが味わい深く、絣(かすり)糸を1本1本合わせて織り上げる絣模様には、上品な落ち着きがあります。