2022年11月24日 / 最終更新日時 : 2022年11月24日 takakyuu 本場塩沢紬本塩沢(塩沢お召)酒井織物謹製、地色は紺地で壱百八拾亀甲柄、伝統手織絣、雪輪模様柄 酒井織物謹製、伝統の手織り絣、職人さんが丁寧に手織りで織り上げた作品で雪輪模様をアレンジして織り上げた。雪輪文様は雪の結晶にみられる六角形を円形にして描いた文様で、平安時代から使われていました。雪は五穀の精といわれており、その年が豊作になる吉祥の象徴とされていました。やがて、江戸時代後期に、雪の結晶を顕微鏡で見ると六角形だということが知られるようになり、庶民の間でも広く使われるようになりました。
2022年11月10日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 takakyuu 本場塩沢紬本塩沢(塩沢お召)、酒井織物謹製、地色は濃い紫で職人さんが丁寧に手織り十字絣で織り上げた作品。よこ糸に強い撚りをかけています。 酒井織物謹製、本塩沢(塩沢お召) 新潟県南魚沼市塩沢。豪雪地帯で知られるこの地では、雪に閉ざされる長い冬、古くから機織りが営まれてきました。奈良の正倉院には、約1200年前に塩沢で織られた麻布(現在の「越後上布」)が保存されています。江戸時代、この麻織物の技術を絹織物に取り入れたのが「塩沢紬」です。よこ糸の真綿手紡糸が生み出す温かな風合いが味わい深く、絣(かすり)糸を1本1本合わせて織り上げる絣模様には、上品な落ち着きがあります。
2022年10月26日 / 最終更新日時 : 2022年10月26日 takakyuu 本場塩沢紬本場塩沢絣やまだ織物、地色は白地で五百柄を手織りで織り上げている作品。織人は貝瀬 ミツ様 塩沢紬は、新潟県の魚沼市、塩沢地方で作られる高級紬で、多くの着物愛好家にも高く評価されている織物の1つでもあります。 紬(つむぎ)とは、紬糸で織られた絹織物で、塩沢紬には生地の表面に細かなシボがあり、そのシボが独特な風合いを生むことで知られています。シボとは、織り上げ後の湯もみで捻りが戻る力によって生じる、立体的な凸凹模様のことです。