2022年10月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 takakyuu 本場大島紬本場奄美大島紬、(有)前田紬工芸謹製、白地に十字絣の横段模様、手織りは茂木イサエ様 あらかじめ部分的に染めた織り糸を用いて、ところどころかすったような模様を織り出したもののうち、「十」の字を表した絣模様のことです。
2022年10月20日 / 最終更新日時 : 2022年10月20日 takakyuu 本場大島紬本場大島紬、古代染色純泥染、窪田織物謹製、京都模様(金閣寺、清水寺)をアレンジした作品で9マルキ、茶色 <経緯絣の場合> 通常、本場大島紬のタテ糸の総数は1,040本〜1,508本。 このうち「タテ絣糸がどれだけ用いられているか」によって「○マルキ」と呼ばれます。 5マルキ、7マルキ、9マルキ、12マルキがあります。 実際には9マルキ=タテ絣糸768本で正確には9.6マルキ。
2022年10月1日 / 最終更新日時 : 2022年10月1日 takakyuu 本場大島紬本場大島紬、武島織物謹製、染は黒地で草木染テーチギ染にチェック柄模様 本場大島紬テーチギ染めとは植物染料のひとつで、バラ科の樹木である車輪梅のことです。 大島紬の染めに用いられ、地元である奄美大島では「テーチギ」とよばれています。 大島紬の泥染めは、テーチギの幹や太い枝をチップにして煮出した液で何度も繰り返して染め重ねます。
2022年9月17日 / 最終更新日時 : 2022年9月17日 takakyuu 本場大島紬本場奄美大島紬、車輪梅染、紺地に桜模様 大島紬の歴史は、1920年に薩摩藩から紬の着物を着ることを制限する制限令が出されているため、それ以前には普及していたと考えられています。車輪梅の樹皮や材木、根っこにはタンニンや茶褐色の色素が含まれており、先に車輪梅で染めてから、泥の中の鉄分を利用することで、黒みを帯びた茶色である黒褐色こっかっしょくに媒染されるのです。