2023年1月25日 / 最終更新日時 : 2023年1月25日 takakyuu 京都西陣織袋帯京都西陣織老舗機屋、河合美術織物謹製袋帯、黒地に大熨斗目柄に菊、桜、紅葉、藤をアレンジして織り上げた作品。 熨斗目は、こののしが何本も束ねられた柄で、多くの人から祝福を受けていることと、その幸せを周囲にも分け合うという意味があります。 その他にも、人と人との絆、繋がりを表し、その長さから長寿の象徴でもあるとてもおめでたい文様です。
2023年1月20日 / 最終更新日時 : 2023年1月20日 takakyuu 京都西陣織袋帯西陣織老舗ふくい織物謹製唐織錦袋帯、黒地に七宝柄に菊をアレンジし織り上げた作品、 七宝柄とは、円(楕円)をずらして重ねて作った幾何学的な紋様です。一つの円の4分の1に、別の円の4分の1を重ね合わせています。上下左右に繋げ合わせていく紋様は、「七宝繋ぎ」とも言われます。七宝柄の意味 七宝柄は円形が特徴的なので、「円満・ご縁・調和」などの意味が込められています。七宝繋ぎの柄は、円がいくつも重なっていることから”縁繋がり”とも言われ、縁起がいい吉祥文様とされています。
2022年12月20日 / 最終更新日時 : 2022年12月20日 takakyuu 東京本染浴衣東京本染浴衣、新粋染謹製 職人さんが丁寧に染め上げた作品。縁起の良いひょうたん柄をアレンジした作品 東京本染浴衣 新粋染謹製文様の意味:子孫繁栄、商売繁盛 仏さまが持つ神聖なお酒を入れる容器であり、観音さまが右手に持つ薬瓶もこの形といわれています。 風水では、病気などの悪い気を吸い取って退治してくれるとして、枕元に瓢箪を置くこともあります。 種が多いことから子孫繁栄、商売繁盛、厄除けの意味を持っています。また、金色の瓢箪は財運アップの縁起物とされています。
2022年12月15日 / 最終更新日時 : 2022年12月15日 takakyuu 京都西陣織袋帯京都西陣織、服部織物謹製、こはく錦手織り袋帯、葡萄柄をアレンジした作品で地色はワイン色 平安時代に織部司が置かれるなど、古くから高級織物の産地として栄えてきた西陣。そこへ近江出身の初代・服部勘兵衛が移り住んだのは江戸末期のこと。服部織物は天明年間(1781~1789)から織物業を営んでいます。 創業230余年、帯一筋を貫く商いをさらに盤石にしたのは、11代目服部荘二郎が「こはく錦袋帯」を考案してからのことだといいます。帯の意匠と配色に並々ならぬこだわりをみせた荘次郎は、戦中、満州国で出合った薄手の織物に着想を得て、軽くて締めやすい帯をつくるための技術革新に取り組みます。
2022年11月30日 / 最終更新日時 : 2022年11月30日 takakyuu 京都板場友禅振袖京都板場友禅振袖、地色は赤、京都の職人さんが丁寧に染め上げた作品、菊、松、牡丹、桜、オシドリなどをアレンジした豪華な振袖、 模様の染色工程を板の上で行うため、型友禅は板場友禅とも呼ばれます。 型を生地の上に置き、色糊を乗せ染色していきます。 星と呼ばれる印に合わせて何枚もの型を置くことで、色彩豊かな模様を染め付けることが出来ます。 柄によっては、型置きの作業を数百回繰り返します。
2022年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月25日 takakyuu 本場黄八丈本場黄八丈草木染、西條吉弘染色、織人は木村浩子作、縞柄で東京都伝統工芸品。 本場黄八丈の色は黄色・茶色・黒の3色で、その渋みのある色合いが優雅な絹織物です 糸の染色は西條吉弘様 手織りは木村 浩子様。 作り方 すべて島に自然に生えている植物性の天然染料を用います。天然染料を煎じた液で数十回染色した後、黄色や茶色はツバキやサカキの木を焼いた灰で作った液につけ、また黒色は鉄分を含んだ沼の泥をこした水につけ、糸を染めます。染色された生糸を整経し、昔ながらの高機(たかはた)で手投げ杼(ひ)を用い、隅々にまで気を配って織り上げます。
2022年11月24日 / 最終更新日時 : 2022年11月24日 takakyuu 本場塩沢紬本塩沢(塩沢お召)酒井織物謹製、地色は紺地で壱百八拾亀甲柄、伝統手織絣、雪輪模様柄 酒井織物謹製、伝統の手織り絣、職人さんが丁寧に手織りで織り上げた作品で雪輪模様をアレンジして織り上げた。雪輪文様は雪の結晶にみられる六角形を円形にして描いた文様で、平安時代から使われていました。雪は五穀の精といわれており、その年が豊作になる吉祥の象徴とされていました。やがて、江戸時代後期に、雪の結晶を顕微鏡で見ると六角形だということが知られるようになり、庶民の間でも広く使われるようになりました。
2022年11月21日 / 最終更新日時 : 2022年11月21日 takakyuu 夏名古屋帯夏名古屋帯、西陣織白地に横段に波に源氏車をアレンジして織り上げた作品。 片輪車とは、牛車の車輪が半分ほど川につかっている様子を描いた柄のことです。 車輪が一対ではなく、片方ずつ離れているものですから片方の輪と書いています。 文字から想像できることですが、現代では源氏車・波切り車と呼ぶほうがよいでしょう
2022年11月19日 / 最終更新日時 : 2022年11月19日 takakyuu 七五三ジュニア京友禅小紋(七五三、13参り)地色は赤で雪輪に桜、菊をアレンジした作品。 十三詣りあるいは十三参りは旧暦の3月13日前後 に、男女とも数え年13歳でおこなう祝いである。子供の多福・開運を祈り、小学校を卒業して中学校に入学する春に寺社に詣でる形式が一般的。 特に京都嵯峨の虚空蔵法輪寺における虚空蔵菩薩への「十三参り」は有名である。虚空蔵菩薩は十三番目に誕生した智恵と福徳を司る菩薩とされる。
2022年11月18日 / 最終更新日時 : 2022年11月18日 takakyuu 夏名古屋帯正絹絽手描き染帯、地色はグレーで菖蒲の柄を手描き無線友禅染の作品。 友禅染の技法のひとつです。 糸目糊で防染して地染めをした後で、模様を描く本友禅に対して、無線友禅は、糊糸目を使わずに生地に直接絵筆で絵柄を描き、彩色する技法です。 描き上げ友禅とも呼ばれます。